☆登校してきた子ども達と挨拶をかわし, 「お願いします。勝負。じゃんけん ポン」 とじゃんけん勝負をするのが,教頭時代からの楽しみの一つでした。 それは校長になった今も同じです。 ☆登校してくる子どもたちは,毎朝さまざまな表情を見せてくれます。 元気のよい挨拶に出会った時は,とてもうれしく思うのですが, 時に元気のない声を聞くと,少し心配にもなります。 ☆新年度がスタートして2週間がすぎました。給食も始まりました。 参観日も終わりました。お子さんの様子はいかかですか? 入学式で“友だち100人できるかな〜”と元気よく歌った1年生お子さんも, 100人とはいかないまでも,仲のよい友だちができましたでしょうか。 給食はおいしいと言っていますでしょうか。 そして,学校のことを,ご家庭でも楽しくお話ししているでしょうか。 ☆今週から家庭訪問が始まります。せっかくの機会ですので, お子様の成長に向けて, ご家庭と担任とがしっかりと話し合える関係を築けたらと願っております。 学校の教育は,家庭と学校とが一体になってこそ, その成果を上げることができるからです。 どうぞよろしくお願いします。 ☆さて,今年は,朝の清掃活動を生徒指導主事の垣内田先生に加え, 堀井教頭先生にも手伝ってもらっています。 堀井教頭先生からは, 毎日「観音小学校の子どもたちはよく挨拶しますね。」 とうれしい感想を聞きます。 確かに,子どもたちの挨拶がとても上手になってきたように感じます。 私達の姿が見えたら,私達よりも先に挨拶をする子が増えました。 声も明るく,元気がよいです。子どもたちから元気をもらいます。 ありがたいことです。 ☆ところで,1年生の子ども達の挨拶が実によいのには,びっくりです。 「校長先生〜」とランドセルをカタカタ鳴らしながら, 駆け寄ってきて挨拶をする子もいます。 さらに,両手がひざにつくまで,深く頭を下げて挨拶をする子もいます。 思わずこちらも深々と頭を下げてしまいます。 「挨拶は,家庭の躾。」「子は親の後ろ姿を見て育つ。」 と言われますが,お父さん,お母さんの明るい挨拶が, きっとこんなすてきなお子さんに育てているのでしょうね。感動します。 ☆「新しい」こと「初めて」のことに「不安」を感じるのは, 大人も子どもも一緒です。 朝お母さんからなかなか離れられないお子さんも見受けますが, わが子も同じでした。 子どもは,信頼できる人や場所があれば, 母親から安心して離れることができます。 また,子どもの人生にとって 「不安」を受け止められるようになることは, 「自立」につながってきます。 学校でも,お子さんの「不安」をしっかりと受け止めながら, 安心できる「かかわり」「つながり」を築けるよう 心がけていくつもりです。あたたかく見守ってください。 |
H23.4.19